物事を習得するプロセス

何かを習得する時、私たちは必ず、ある特定のプロセスを踏んでいきます。

それは、以下の4段階。

①知らないしできない 
 (無意識・無能) 
 楽、快適
             ↓
②分かっているけどできない
 (有意識・無能)
 苦痛、不快
    ↓
③意識すればできる
 (有意識・有能)
 苦痛、不快
              ↓
④意識しなくてもできる
 (無意識・有能)
 楽、快適

①の段階の時は、まだ何も知らないわけですから、ワクワク、楽しい感情が湧きます。
なので頑張れる。

でも、②の段階に来ると、分かっているのにできない、という苦痛ゾーンに入ります。

そして次へ進む②から③には壁があり、②の苦痛に耐えきれず、①の快適ゾーンに戻ろうとしてしまう人が出てきます。

ただ、それは、その物事を習得することを諦めることになってしまいます。

②の不快ゾーンに耐えて、コツコツと練習や学びを続けていれば、いずれ③の、意識すればできるレベルに到達します。

ただ、そうすると快適になれるかというと、まだそうはいかず😅
意識すればできる、なので、できない時があったりと、まだ自分はできない、いつになったらできるんだろう、などと思いやすいゾーンになります。

それでも諦めずにコツコツと積み上げていくと、④の、意識しなくてもできるゾーンに辿り着きます。

②③の不快ゾーンでどれだけ忍耐力をもって諦めずに続けられるか、が大切になってきます。


英語習得や何かの技術習得、何にでもこの法則が当てはまります。

ピアノもまさにこれだと思います。
1曲弾けるようになるだけでも、①から④のプロセスを歩みますね。

④のレベルが、勝手に指が動いて無意識で弾ける段階。

これから発表会の曲が弾けるようになるまでに、みんなこの、分かっているのに弾けない、を通ると思います。

だけど、そこを乗り越えたら、弾ける!できる!ゾーンに行けますので、それを楽しみに頑張ってくださいね😊

自信になること間違いなしです♪







野間ピアノ教室

広島県呉市本町のピアノ教室♪

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