審査員体験


今日は午前中、広のくれっしぇんどという会場でブルグミュラーコンクールについてのセミナーがあり、行ってきました!


コンクールの課題曲や、曲の選び方、参加する意義など、いろいろな内容を沢田先生がお話してくださいました。

中でも今回の面白いところは、私たち街のピアノの先生も審査員になって、評価してみよう‼︎という内容。

十数名の生徒さんの演奏をスクリーンで見て、聴いて、点数を付け講評を書くという経験をさせていただきました。

用紙も本物と同じ‼︎
ちょっとドキドキしました(*'ヮ'*)
実際に体験してみると…
幼い生徒さんの曲は短いですから、その間に瞬時に判断して点数を付けて…という作業はとても大変でした‼︎

ただ、思ったことは、最初の印象はやっぱり大事だということです。

最初の一音、最初の数小節が音色が美しく、拍子感や歌心もあると、

「あ、この子の演奏いいな」

という良い印象を持ってその後も聴く、という感じでした。

とにかく短い時間内で書かないといけないので、前半に一言目を書き、後半を聴いて最後にさらに全体の印象を書き足すという方法で書いてみました。
次から次へと生徒さんが出てくるので、とにかく耳と頭がいっぱいいっぱいになる作業でした。

これを1日中される審査員の先生方はスゴイなと思いました…

そして、コンクールは「みずもの」と沢田先生がおっしゃっていましたが、本当にそうだなと思いました。
その時の審査員の先生の好みによっても、点数が変わってきます。
一人審査員が違えば、結果は変わるかもしれないということです。

なので、コンクールは上手に活用して、受かることだけを目標にするのではなく、生徒さんそれぞれに目標を持ってもらい、それができたらそれだけで良しとする、という考えで臨むのが良いなと感じました。


ブルグミュラーコンクールは9月から開催されます。
コンクールに参加したことのない人にオススメだそうなので、小学校高学年や中学生で、初めての人は是非挑戦してみてほしいです(^^)








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