好き!という気持ちを大切にしたい

皆さんの好きなこと、嫌いなことは何ですか?


例えば、嫌いなことを強制的にさせられたら…

やる気、出ますか?


私は出ません笑



逆に、好きなことだったら?


時間を忘れて没頭しちゃいますよね。


しかも、

好きなことを達成、上達させるためだったら、


嫌なことでも嫌なことと思わずできたりしませんか?


単に「嫌いなこと」をする時とは

感覚が違いますよね。


ピアノの上達もそうだと思うんです。

「この曲が好きで、弾けるようになりたい!」

という思いがあるからこそ、


難しい部分も弾けるようになりたいから、

練習が苦にならず、一生懸命できます。


「好き」という感情

があることが上達するために

とても大切だと思っています。


だから、私のレッスンでは、

「生徒さんの好きな曲を弾いてもらう」

ということを意識しています。


私自身の過去を振り返っても、

練習の原動力は

「この曲が弾けるようになりたい!」

でした。


この曲が弾けるようになりたいけど

リズムが分からないから

リズムなどの音楽の知識を知りたい。


この曲が弾けるようになりたいけど

読譜ができないから

先生に音の読み方を習いたい。


この曲が弾けるようになりたいけど

この部分は指が回らないから

たくさん練習しよう。


といった具合に、

根底には

「この曲が弾けるようになりたい!」

があり、

そのためにいろいろな努力をすることができました。


努力を努力とも思っていなかったと思います。


もちろん、曲のレベルが上がっていくにつれて、

基礎力の必要性をひしひしと感じ、

もう一度基礎に戻って地道な練習をしたりしました。


その時は、練習つらいな〜キツイな〜

と感じることももちろんありましたが😅


でも、

「こうなりたい」

があるから、頑張れるんですよね。


最近、

「この曲がずっと弾いてみたいけど

難易度的にどうですか?」

だったり、

「こんな曲を弾きたいから

新しくテキストを増やしたい」


とお話をしてきてくださる生徒さんがおられて、

何て素晴らしいんだろうと思いました。


そうそう!この感じ!

これが上達の秘訣だよね✨✨✨

と思って嬉しくなりました。


今はYoutubeなどで

気軽にいろいろなピアノ曲を聴ける時代。


「この曲が弾けるようになりたい!」

をどんどん見つけて


だからこれを知りたい、

このテクニックを身につけたい、

という好循環で練習してほしいなと、


常々願いながらレッスンしています。

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