11月23、24、25日の3日間、エリザベト音楽大学にて開催されます。
今日が最終日(小5、6年生・中学生部門)ですが、教室から生徒さんが参加される部は24日までで一通り終了したので結果報告です!
小学3、4年生A部門で「銅賞」を1名の生徒さんが受賞されました!
おめでとうございます!!
中国ファイナルは、中四国各地の予選を通過した人たちが集まる場。
賞を頂けるのはそのうちのたった3割ですから、なかなかハードルは高いです。
県外から来られている方ももちろん大勢おられるので、尚更意気込みを感じました。
みなさんとてもお上手で、同じ曲なのにそれぞれに個性のある演奏で、聴かせてもらいながら私自身も勉強になりました。
私は3、4年生A部門90名の演奏をすべて聴かせていただきました。
そこで私なりに感じたことをちょっと載せてみます。
・指がしっかりしている人(指での打鍵力がきちんとついている人)の音色がやはり良い。
指を意識して弾くことがやっぱり大切!!
どんな音が出したいか考えて、それを指で微妙に調整して弾く!
とっても難しいことです…!!
・とにかく、点数は本当に僅差だということ。聴きながら、特に良かったなと思う方に印をつけていたりしたのですが、大体実際の結果と同じだったものの、この人が入っていてもおかしくないのにな、という人も何名かいらっしゃいました。なので、結果にがっかりしすぎない事も必要です。
・脱力ができている人の響きがやっぱり良い。大きなホールで弾くからこそ、これが顕著に表れるなと感じました。
・優しい音を出せるのはすごいこと。ピアノは、たたく音の方が簡単に出せます。でも、鍵盤への圧力のかけ方を調整して、やわらかい音(でもふにゃふにゃではない)が出せることは、評価に繋がりそうです。
それから、プログラムに載っていた、コンクールの実行委員長である東音企画社長の福田さんの挨拶文にとても共感したので引用させていただきます。
「本日の参加者全員が地区大会通過者です。ちょっとやそっとではトロフィーをもらえるものではありません。上には上がいることを知ることで謙虚さや他への尊敬心を身に着けることもできますし、運不運を受け入れることで人間の奥行きを深めることもできます。」
コンクールは、単なる技術向上のためだけでなく、人間として成長する良い機会なのだと改めて感じました。
ファイナルに参加された生徒さん、あの大舞台で力を出し切ったことがまず素晴らしいです。
結果を含め、このコンクールで得たものをこれからのさらなる成長に生かしてほしいなと思います!
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